熊野速玉大社
[ 世界遺産 ]
根本熊野大権現
全国熊野神社総本宮
和歌山県新宮市新宮1番地
TEL:0735-22-2533
摂社神倉神社
(24/09/0 修正・photo UP)
行程
人生甦りの熊野速玉大社
神倉山と新宮
「熊野権現御垂迹縁起」(一一六四年長寛勘文)はじめ諸書によると、熊野の神々は、神代の頃、まず初めに神倉山のゴトビキ岩に降臨され、その後、景行天皇五十八年、現在の社地に真新しい宮を造営してお遷りになり、「新宮」と号したことが記されています。
初めは、二つの神殿に熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神を祀り、平安時代の初めには現在のように十二の神殿が完成しました。
全国熊野神社の数と分布
北海道から沖縄まで日本国中に熊野神社が祀られ、その数は三千数百社以上に上がるといわれ、中世には御二十三方、百四十度に及ぶ熊野御幸(九〇七~一三〇三年)があり、中でも後白河上皇は三十三度も熊野へ参詣しました。
御祭神
熊野本宮大社・熊野那智大社と共に、熊野三山を構成する。熊野速玉大神と熊野夫須美大神を主祭神とする。かつては式内社(大)であり、旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
くまのはやたまのおおかみ
主 祭 神:熊野速玉大神
くまのふすみのおおかみ
:熊野夫須美大神
社 格 等: 式内社(大)
旧官幣大社
別表神社
創 建:伝・景行天皇58年
札 所 等:神仏霊場巡拝の道第1番
(和歌山第1番)
国 宝
古神宝類
木造熊野速玉大神坐像・木造夫須美大神坐像・
木造家津御子大神坐像・木造国常立命坐像
4躯 平成17年(2005)6月9日指定
重要文化財
木造伊邪那岐神坐像
明治32年(1899) 8月 1日指定
木造伊邪那美神坐像
明治30年(1897)12月28日指定
木造皇太神坐像
明治32年(1899) 8月 1日指定
髹漆金銅装神輿
明治30年(1897)12月28日指定
髹漆金銅装神幸用船
明治30年(1897)12月28日指定
太刀 銘正恒(附・糸巻太刀拵)
大正2年(1913)4月14日
重要無形民俗文化財
新宮の速玉祭・御燈祭
(保護団体:熊野速玉大社祭事保存会)
国の史跡
熊野三山 - 熊野速玉大社境内
(神倉神社境内地および千穂ヶ峯の一部含む)
および御船島(速玉大社社地)は史跡「熊野三山」の一部である。
国の天然記念
梛の大樹 - 指定名称は「熊野速玉神社のナギ」
昭和15年(1940)2月10日指定
参拝について
(授与所は8:00~17:00、
熊野神宝館は9:00~16:00)
定休日 :無休
駐車場 :あり(無料)
神宝館拝観 500円
摂社神倉神社
神倉神社は、熊野大神が熊野三山として祀られる以前に一番最初に降臨された聖地です。天ノ磐盾という峻崖の上にあり、熊野古道中の古道といわれる五百数十段の仰ぎ見るような自然石の石段を登りつめた所に御神体のゴトビキ岩があります。
※神倉神社の、御神札や御朱印は、熊野速玉大社でお受け下さい。
摂社神倉神社 - 熊野速玉大社公式サイト|和歌山県新宮市鎮座 根本熊野大権現 世界遺産 (kumanohayatama.jp)